2020/11/17 ブログ
歯ぎしりの治療法
歯を守るためにも、歯ぎしりが確認された場合には、いち早く治療をすることが重要です。
歯ぎしりは主に以下の方法で治療します。
癖を治す
日中の噛みしめの癖については、顎関節症の治療と同様、意識して止めることです。
仮に歯を失ってインプラントを埋入した場合、歯ぎしりの癖が治らないと、入れたインプラントもすぐにダメになってしまいます。
特に何かに集中するとき(お仕事やスポーツなど)に歯ぎしりをしている方も多くいらっしゃるので、そういうときこそ意識しましょう。
マウスピース
睡眠中の歯ぎしりは無意識ということもあり、改善することは大変です。日中の歯ぎしりは癖ですが、睡眠時の歯ぎしりは睡眠障害の一種でもあります。
睡眠時の歯ぎしりによって歯へのダメージを軽減するためにも、マウスピースの装着をおすすめします。
※当院では保険診療で睡眠用のマウスピースを作成します。
噛み合わせの調整
入れた被せ物やインプラントなどが、歯ぎしりによって本来当たってはいけない箇所に当たってしまうことがあります。
そうすると入れた歯もダメになってしまいますので、定期的にメンテナンスを行う際にかみ合わせをチェックし、調整することもあります。