2020/08/17 ブログ
顎関節症の症状
顎関節症は主に「口が開かない」「口を開けると顎が痛い」「口を開けると音がする」といった症状があります。
開口障害
口が開けづらいという症状です。
顎を動かすことで痛みが出る為、無意識のうちに周囲の筋肉も顎を動かさないように押さえてしまうことで、口が開きにくくなります。
またこれらとは反対に、「口が閉じない」といった症状がある方もいらっしゃいます。
開口時の痛み
顎関節症の方は、口の開閉時や食べ物を食べた際に、顎関節あるいは咀嚼筋に痛みがある場合があります。
重症化すると、激痛で口がほとんど開けられない方もいらっしゃいます。
開閉時の音(顎関節音)
お口を開けた際に音が聞こえるといった症状です。まわりに聞こえる場合もあれば、患者さんご自身にしか聞こえない場合もあります。
音の表現もカクカク・ゴリゴリ・ジャリジャリ・ガクンと様々です。
上の関節と下の関節の間に関節円板と呼ばれるものがあります。顎関節症の方は、口を開けた際に関節円板が外れることで音が鳴ります。
またその他にも「噛み合わせが変わる」「頭痛」「肩こり」といった症状が出る方もいらっしゃいます。
次回は顎関節症の原因について記載します。