2020/07/20 ブログ
歯科医が教える、歯に良くない食事とは?
今回は歯に良くない食事についてお伝えします。
糖質
代表的な、歯に良くない食事は糖質です。
砂糖やブドウ糖は歯の表面(エナメル質)を溶かす作用があるため、過剰な摂取は控えたいところです。
特にガム・キャラメル・キャンディーは、歯に停滞しやすく被せ物にも影響するため、特に注意が必要です。
食事時間も重要
また糖質を摂取する際は、「食事時間」も重要です。
むし歯の原因となる糖質は、「量」より「頻度」が大きく影響します。少量であっても、お口の中に糖が絶えず停滞してしまうと、むし歯の原因となります。なのでゆっくり時間をかけてお菓子を食べるより、決めた時間にさっと食べるように心がけましょう。
これは食事だけでなく、ジュースも同様です。また糖の停滞を防ぐため、ジュース摂取後にお水でうがいをするだけでも、むし歯予防につながります。
その他、歯によくない食事
糖質以外では、軟骨やピーナッツといった「固い食べ物」です。患者さんによっては被せ物だけでなく、ご自身の歯が割れる方もいらっしゃいます