2020/07/01 ブログ
歯科医が教える、歯に良い食事とは?
今回は歯に良い食事についてお伝えします。
唾液の分泌を促す食事
前提として唾液の分泌を促す食事は歯に良い影響があります。
唾液は口腔内の抗菌作用による細菌増殖作用、酸性中和や歯の再石灰化によるむし歯予防作用が期待できます。逆に口腔内の乾燥はむし歯を促進させてしまったり、口臭の原因にもなってしまいます。
繊維質を多く含んだ食事
当院では繊維質の多い食事(ニンジン・レタスなど)を推奨しております。
繊維質を多く含んだ食事を摂取することで、唾液の分泌を促すことはもちろん、歯の表面や粘膜を清掃する働きが期待できます。
その他
他にはカルシウム、ビタミンA、ビタミンCといった歯を強くする食品・飲料水もオススメです。
また当たり前ですが、食事は「良く噛む」ようにしましょう。噛むことで唾液の分泌を促すことができます。目安としては1口あたり30回前後です。
次回は「歯に良くない食事」についてお伝えします。