2020/06/02 ブログ
親知らず抜歯の流れと抜歯時間・費用
まずは目視にて親知らずの生え方や口腔内の噛み合わせをチェックし、抜歯が必要かの診断をします。
抜歯が必要と判断した場合は、改めてCT撮影をし、親知らずと神経までの距離を把握します。ここで安全に抜歯が行えるかの判断をします。(神経との距離が近くても抜歯が必要な場合は、患者さんにリスクの説明をします)
その後、抜歯の日を患者さんと話した上で決定しますが、痛みがある患者さんに対しては投薬をし、痛みや炎症を抑えます。
※静脈内鎮静法をご希望される患者さんは、麻酔医との日時調整が必要なため、事前にご申告いただきます。
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真っ直ぐ生えている親知らずの場合、上顎は1〜3分、下顎は5分〜10分程度で親知らずの抜歯が完了します。
歯はしっかり噛み合っていると骨と歯根がしっかり固定され、抜歯時間が長くなりますが、親知らずの反対側に歯がなく、噛み合っていない場合は簡単に抜けることが多くあります。
難症例の場合は個人差ありますが、最大で1時間程度要することもあります。
抜歯後は化膿止めのお薬を処方し、1週間後に最終チェック(患者さんによっては抜糸)をして完了となります。
親知らずの抜歯は検査(CT撮影料金など)も含め保険が適用されます。ただし静脈内鎮静法を行う場合のみ、こちらだけ保険適用外となります。