2022/04/28 ブログ
安心・安全なインプラント治療を目指す体制〜堅実な治療〜
今回は安心・安全なインプラント治療を目指す上での、具体的な治療体制について解説します。
使用するインプラントの選択肢
インプラントメーカーは数多くあり、それぞれにメリット・デメリットがあります。
1種類のインプラントメーカーで全ての症例に対応することは不可能だと考え、当院では主に3種類(スプライン・ストローマン・バイコン)のインプラントを採用しています。患者さんの顎の骨の状態や、手術方法によって選択するインプラントを決定します。
感染リスクを最大限考慮した専用のオペ室
インプラント治療は外科手術でありますので、手術をする環境はとても重要です。より清潔な環境で安全にインプラント治療を行うため、当院では専用のオペ室を完備しております。
一般の歯科治療とお部屋を分けることで、院内感染防止に取り組んでいます。
確実な手術計画を立案するための「CT」と「iCATナビゲーションシステム」
歯科用CT
インプラントを埋入する顎の骨の中には、血管や神経が存在します。これらの位置を正確に把握するため、手術前にCTで撮影します。
また埋入する顎の骨の厚みや奥行き、高さをを確認する上でもCTは欠かせません。
iCATナビゲーションシステム
これまでは、歯科医師の感覚と技術に頼り、インプラントを埋入していました。しかしそれは神経の損傷やインプラント埋入時の歪みといったリスクも抱えることになります。
当院ではiCATナビゲーションシステムといって、撮影したCTデータを元にインプラント埋入する正しい位置や角度を割り出す、ソフトを導入しています。この結果を元に埋入するガイドを作成し、計画通りのインプラント埋入が実現できます。
より精度の高い治療を目指す「拡大鏡」
肉眼で全てを正確に確認するのは限界があります。
当院では10倍の拡大鏡を装着した上でインプラント治療を行なっております。これによって患部を鮮明に把握し、堅実なインプラント治療につなげています。
当院のインプラントサイト
https://www.nagashima-implant.com/