2022/02/16 ブログ
インプラント治療前の注意点
前回に引き続き、インプラントに関するブログを記載します。
今回は「インプラント治療前の注意点」について解説します。
むし歯・歯周病のある方
当院では手術前に口腔内の検査を実施し、むし歯や歯周病についても確認します。
患者様によってはそのままインプラント手術を行いますが、手術に影響がある場合は先に治療から行う場合もあります。
また歯周病の進行が著しい場合は、骨を作ったり、お薬の服用などが必要になるケースがあります。
喫煙をしている方
喫煙は血流を悪くします。これによってインプラントと骨の結合や治癒が遅れることがあります。
ベストは喫煙を控えていただくことですが、喫煙を継続される方は、治療期間が長くなることをご理解いただく必要があります。
全身の疾患がある方
主に糖尿病や心臓の疾患などにより、血糖値・血圧に影響がある方は、治療が行えない場合もあります。
全身疾患がある方は、かかりつけ病院へ確認を行いながら、手術可能か診断します。
また現在お薬を服用されていらっしゃる方は、治療に影響がある可能性があるため、事前にお伝えください。
手術の恐怖心が強い方
インプラント治療への恐怖心が強い方はご相談ください。
当院では歯科専門麻酔医による「静脈内鎮静法」に対応しています。
静脈内鎮静法は、腕から眠くなるお薬を点滴注入する方法です。こちらを注入すると、2〜3分ほどで眠りますので、寝ている間にインプラント手術が可能となります。
全身麻酔は眠っている間、呼吸まで止まりますが、静脈内鎮静法は睡眠時のように呼吸が止まることがありません。
手術中は血圧計や酸素飽和度などのモニターを装着し、お薬の注入を停止すると意識はすぐに回復いたします。
当院のインプラントサイト
https://www.nagashima-implant.com/