2023/07/15 ブログ
歯周病予防のために
前回までは歯周外科についてブログを記載してまいりましたが、今回は歯周病予防について記載したいと思います。
セルフケアにしっかり取り組む
やはりご自宅で日々取り組むセルフケアは重要です。正しいセルフケアの方法を身につけ、清潔な口腔内を保ちましょう。
当院では患者さんのお口に合わせた、ブラッシングやフロス等の指導を行っております。
定期的に検診・クリーニングを受ける
歯周病の状態を定期的に検査してもらいましょう。また歯磨きでは落とせない歯石などを除去しましょう。
禁煙する
喫煙は歯周病の悪化、歯肉の治癒を阻害します。歯周病予防のためにも禁煙しましょう
ストレスを溜めない
ストレスによって身体の抵抗力が下がると、歯周病悪化の原因となります。
規則正しい食生活を心がける
栄養バランスを考え、唾液の分泌を促す食事を取り入れましょう。
汚れが溜まりにくい口腔内を作る
通常、歯茎の付け根には3ミリ程度の歯周ポケットがあります。このポケットの深さが歯周病の方だと約4〜6ミリ、かなり進行すると10ミリになることもあります。このポケットの深さが深いほど、汚れが溜まりやすくなり、歯周病悪化の原因となってしまいます。
そこで骨を作ることでポケットを浅くし、汚れが溜らないようにできます。いわば予防的な観点で骨を作る必要があるということです。