2024/03/14 ブログ
口臭の原因について(被せ物)
前回までは口臭の原因として「口腔内の汚れ(プラーク・歯石)」「歯周病」「むし歯」について解説してまいりました。口腔内においてはこれらが原因で口臭が発生しているケースが多くあります。
今回も口臭原因としては多い「被せ物による影響」について解説します。
古い被せ物
被せものが古くなり、穴や変形による隙間ができると、自覚症状がなくてもむし歯が進行する可能性があります。
また食べかすが隙間に詰まり、そこからむし歯が進行したり、歯ぐきが腫れて出血しやすくなり、口臭の原因となります。
さらに神経のない歯に被せ物が被さっている場合、痛みがないため気づきにくく、むし歯が進行していることがあります。これによって口臭が発生する場合もあります。
※進行がひどい場合、抜歯することもあります。
プラスティックの被せ物
プラスティックでできた前歯は、年月が経つと摩耗し、変色し、唾液が浸み込んで不快な臭いが発生することがあります。
※プラスティックは素材上、どうしても使用年数に応じてすり減り・形の崩れが発生してしまいます。それによって歯垢が溜まりやすく、口臭の原因となります。
口臭が気になる方は定期的に歯科医院でチェックしてもらい、治療を検討しましょう。