2024/02/13 ブログ
口臭の原因について(口腔内の汚れ)
今回より、これまでお話しました歯周病とも関係の深い『口臭』について解説します。
口臭の原因について
口臭の原因は大きく「口腔内の影響」「全身の健康による影響」「食事・嗜好品による影響」「生理的影響」があります。
食事・嗜好品は主にニンニク、ニラ、ネギ、タバコ、お酒などの臭いの強い食べ物・嗜好品を摂ると口臭が発生することがあります。
また生理的営業としては、朝起きた時や空腹時、そして緊張している時は唾液の分泌が減少し、口腔内の細菌が増殖して口臭が発生することがあります。
口臭原因のメインである口腔内も、原因によってアプローチ方法が異なりますので、今回より詳しく解説してまいります。
今回は歯に付着した汚れである「プラーク(歯垢)」「歯石」です。
これらが付着したままだと口臭の原因となります。
プラーク(歯垢)
歯垢は、歯と歯の間や歯の根元に残った食べかすからできる、細菌の集まりである「バイオフィルム」です。
歯垢はうがいだけでは十分に取り除くことはできません。しっかりと 日々の歯磨きとフロスで除去する必要があります。
歯石
プラークが固まってしまったもの(長い間歯の表面に歯垢が石灰化したもの)を歯石と呼びます。
※7日間、歯の表面にプラークが付着したまま放置すると歯石になると言われています。
歯石になってしまうと歯磨きでは除去できません。歯科医院の専用機械で除去する必要があります。
舌の汚れ
舌に付着した汚れが原因で臭いが発生するケースもあります。
歯磨きの際、優しく舌も磨くようにしましょう。