2019/09/16 ブログ
虫歯の原因
・清掃不良、フロスの不使用
虫歯の直接原因である歯垢を日々のブラッシング・フロスで取り除かないと、ミュータンス菌が出す酸によって虫歯となってしまいます。
・歯列不正
歯並びによってはブラシやフロスが正しく使用できず、汚れが溜まり、虫歯となります。
・詰め物の破折
詰め物が破折することで隙間から汚れが入ってしまうことがあります。
またレジン(保険の詰め物)はプラスティックなので、噛むことで徐々にすり減り、そこから虫歯になることもあります。
※歯はダイアモンドのように硬いので、噛み合うことで年数と共にレジンが摩耗していきます。
・被せ物があっていない
歯と被せ物を接着するセメントは、経年的に溶けたり変形します。そこに隙間が出来て、汚れが溜まることがあります。
また被せ物が合っていないと、フロスを使用中に被せ物が取れることもあります。
・生活習慣
特に糖類を多く摂りすぎることで、ミュータンス菌の栄養源となってしまいます。
・入れ歯やワイヤーの矯正器具
入れ歯を支えるクラスプの下や、矯正器具の間に汚れが溜まりやすくなっております。
ただし、マウスピース矯正は汚れが溜まらないので、虫歯になりません。
>>マウスピース矯正の詳細はこちら
・歯を磨く力が強い
歯茎は弱いので、磨く力が強いと歯の付根が徐々に減ってきます。さらに進むと大きな窪みが出来てしまい、そこから虫歯になることもあります。これをくさび状欠損といいます。
※歯茎の中にある歯は、エナメル質でなくセメント質という柔らかいため、虫歯になりやすいです。
・噛む力が強い
噛む力が強いと歯が欠けたり磨り減ってしまいて、そこから虫歯になることもあります。
これらは患者さんご自身が気づかないことが多くあります。虫歯や虫歯原因を早期発見するためにも定期的な検診を受けましょう。