2022/11/01 ブログ
成熟側埋入
前回までは「抜歯即時埋入」「抜歯待時埋入」について解説しましたが、今回は「成熟側埋入」について解説します。
成熟側埋入とは
抜歯後、骨や歯肉が完全に治癒した後に埋入する方法を「成熟側埋入」といいます。人によって個人差ありますが、抜歯から一年後以降にインプラントを埋入します。
患者様によっては、歯が抜けてから数年放置してからインプラントを埋入するケースもありますが、この場合も成熟側埋入に当てはまります。
抜歯からインプラント埋入まで期間が空きますので、骨の吸収が進んでします。そのため、骨が薄い上顎前歯では、GBR(骨誘導再生法)を併用します。
>>GBR(骨誘導再生法)については過去の記事をご覧ください。
成熟側埋入のデメリット
これまで解説した「抜歯即時埋入」「抜歯待時埋入」と比較すると、治療期間がさらに長くなります。
また手術後の腫れ・痛みが生じることもあります。
インプラント埋入方法で比較すると、やはり「抜歯即時埋入」が治療期間も短く、利点も多くあります。
しかし骨の状態によっては、「抜歯待時埋入」「成熟側埋入」を選択することで、インプラント治療を行うことも可能です。
骨の状態が悪く、他院でインプラント治療を断られてしまった方も諦めずにご相談ください。
当院のインプラントサイト
https://www.nagashima-implant.com/