2022/10/17 ブログ
抜歯待時埋入
これまでの解説では抜歯したその日にインプラントを埋入する「抜歯即時埋入」について解説しました。
インプラント埋入方法は抜歯後の時間経過によって、「抜歯即時埋入」「抜歯待時埋入」「成熟側埋入」と3つに分かれます。
今回は「抜歯待時埋入」について解説します。
抜歯待時埋入とは
骨の厚みが少ない方(下顎管神経までの骨の厚み)や、重度歯周病により周囲の骨が吸収されてしまっている場合、抜歯即時の埋入は困難となります。
その場合、抜歯より数ヶ月待った後にインプラント埋入する「抜歯待時埋入」を行います。抜歯待時埋入は歯肉が治癒し、抜歯窩が覆われた後でインプラントを埋入します。
※抜歯待時埋入は抜歯からおよそ2〜3ヶ月後に埋入するため、抜歯窩は再生の途中です。
抜歯即時埋入と比較すると、外科手術が1回多くなり、治療期間が長くなってしまいます。
抜歯待時埋入のメリット
抜歯即時埋入と比較すると、埋入時は出血が少なくなります。
そのため、埋入時にインプラントの方向・深さを確認しやすく、より理想的なポジションにインプラントを埋入出来るというメリットがあります。
当院のインプラントサイト
https://www.nagashima-implant.com/