2020/03/17 ブログ
親知らずとは
最近親知らずについてご質問されるケースが増えてまいりましたので、今回から親知らずについてお話します。
親知らずとは、一番奥の歯(手前から8番目)のことを言い、永久歯の中では一番遅く(10代後半から20代前後)に生える歯です。人によっては存在しなかったり、4本全て生えることもあります。
真っ直ぐ生えて、正しく噛み合っていれば問題ありませんが、斜めに生えることで様々な弊害が出てしまい、場合によっては抜歯が必要となります。
はるか昔、親知らずは普通の歯のようにしっかり機能していたと言われております。
しかし現代は柔らかい食事が増えたことから、顎の骨が小さくなり、親知らずが真っ直ぐ生えないケースが増えています。
斜めに生えるだけでなく、水平に埋まっていたり、親知らずが逆になっていることもあります。顎の骨が更に小さい方は、親知らずの手前の歯が真っ直ぐ生えない場合もあります。
まずは親知らずが生えた場合、抜歯が必要なのか歯科医院でチェックしてもらいましょう。検査の結果によっては抜かなくても良いかもしれません。
次回は周囲に悪い影響を与える親知らずのリスクについてお伝えします。