2021/02/17 ブログ
歯を失った場合の選択肢
以前に「入れ歯をおすすめするケース」のブログでも簡単に記載させていただきましたが、歯を失った際の治療選択肢について解説します。
当院では、患者さんの口腔内状況やご希望に合わせて、治療法を提案します。
ブリッジ
失った歯の両端の歯を土台とし、橋渡しのように人工の歯を入れる治療法です。
メリット
・噛む力が天然歯とほぼ変わらない
・見た目が天然歯と変わらない
・違和感や痛みがない
・素材によっては保険適用される
デメリット
・天然の歯を大幅に削る必要がある
・ご自身でのメンテナンスが困難で不衛生になりやすい
・骨が痩せることがある
入れ歯
メリット
・取り外しが可能
・天然の歯を削らない
・素材によっては保険適用される
・治療期間が短い
デメリット
・違和感や痛みがある
・噛む力が天然歯の約3割程度まで落ちる
・素材や場所によっては金属が見え、見た目で劣る
・味覚や発音、滑舌に影響がある
・骨が痩せる
インプラント
チタン性の人工歯根を顎の骨に埋めこみ、その上に人工の歯を被せる治療法です。
メリット
・噛む力が天然歯とほぼ変わらない
・見た目が天然歯と変わらない
・違和感や痛みがない
・清掃が天然の歯と変わらず容易
・天然の歯を削らない
・味覚や発音、滑舌に影響がない
デメリット
・保険が適用されない
・外科手術が必要となる