2022/05/16 ブログ
インプラント手術の注意点
今回はインプラント治療の手術前・手術後に気を付ける点をお伝えします。
これらを気を付けることで、より正確で安全なインプラント治療につながります。
インプラント治療前に気をつけること
むし歯や歯周病がある方
当院で採用しているインプラントは、むし歯や歯周病がある方でも、手術可能です。ただし、基本的には治療を行なっていただいた上で、インプラント手術を行います。
全身疾患をお持ちの方・お薬を服用されている方
全身の疾患(糖尿病・高血圧・心臓疾患など)をお持ちの方や、普段服用されているお薬によっては、インプラント手術を行えない場合があります。
手術前に当院でカウンセリングを行う際に、お薬手帳をご持参ください。また通われている病院とも連携し、安全に手術が行えるか確認する場合もあります。
喫煙者の方
喫煙の影響により、インプラントと骨の結合への悪影響、また術後の治癒が遅くなることがあります。そのため喫煙者の方は、予定より手術期間が長くなることがあります。
可能な限り手術の前後は禁煙をおすすめしております。特に手術前日の喫煙やお酒は控えていただき、体調を万全にしていただきます。
インプラント治療後に気をつけること
腫れている方
インプラント埋入後、数日間は腫れることがありますが、特に問題ありません。万が一、腫れが引かない方はご連絡ください。
痛みがある方
当院より処方したお薬を飲んでいただきます。痛みを伴わない場合でも、感染予防のため服用してください。
※お薬が合わない方は服用を中止していただき、当院までご連絡ください。
出血がある方
手術当日は出血がありますが、特に問題ありません。気になっても舌や指で患部を触らないようにして下さい(強いうがいや、患部のブラッシングをお控え下さい)。
食事について
手術後、麻酔が効いている間のお食事は控えていただきます。その後も一定期間は柔らかい食事・刺激の少ない食事をお願いしています(当院では4食分の介護食を差し上げております)。
次回はインプラント治療後のメンテナンスについて解説します。
当院のインプラントサイト
https://www.nagashima-implant.com/