2023/11/29 ブログ
歯周病が悪化する要因
前回は歯周病と関わりが深い「歯垢」と「歯石」についての記事をアップしました。
今回は歯周病を悪化させしまう要因について解説してまいります。
歯周病が悪化すると
最初は歯ぐきの腫れや出血等といった症状がある歯周病ですが、進行してしまうと「口臭」が気になり、そして「歯がグラグラする」「歯ぐきから膿が出る」、そして最終的には「歯が抜けてしまう」といったことになります。
歯周病は完治ではなく、今より悪化させないということが重要です。
そんな歯周病の状態をこれ以上悪くさせてしまう要因を解説します。
歯周病が悪化する要因
歯並び
歯磨きが正しく行えず、歯垢や歯石が付着したままになることがあります。
歯ぎしり
過度な力が歯に対してかかるため、歯周病を悪化させます。
被せもの
歯にあっていない被せ物はブラッシングがうまくいかずに歯垢が溜まりやすくなります。
口呼吸
口で呼吸する癖があると、口の中が乾燥して、歯垢がつきやすくなります。
喫煙
ニコチンは血管を収縮させるため、歯肉への血行不良を引き起こします。
全身疾患
特に糖尿病との因果関係は強く、糖尿病を持っている方は歯周病が悪化するケースが多いです。
食習慣
偏った食事は歯周組織の抵抗力を低下させてしまいます。
ストレス
ストレスによって身体の抵抗が低下し、歯周病が悪化しやすい状態になります。